風力発電止めて 騒音被害で住民が仮処分申請 愛知

朝日ディジタル 20130826

http://megalodon.jp/2013-0827-1335-38/www.asahi.com/national/update/0826/NGY201308260012.html

 

愛知県田原市六連町にある風力発電の風車による騒音で被害を受けたとして、住民が26日、事業者のミツウロコグリーンエネルギー(東京都)を相手取り、運転停止の仮処分を名古屋地裁豊橋支部に申し立てた。

 申し立てたのは、風車の北東約350メートルに住む農業大河剛さん(45)。大河さんらによると、風車1基は2007年1月に稼働。プロペラ音のような音で睡眠不足や頭痛に悩まされた。同年6月から、夜は一家5人で約5キロ離れたアパートで過ごしているという。

 環境省が定める風車の音の環境基準では、大河さんの住む地域での夜間の数値は45デシベル。稼働後に国や県などの調査では45~53デシベルが測定されたという。大河さんは「何度も抗議したが騒音は改善されなかった。平穏な生活が乱され、人格権が侵害された」と主張している。

 ミツウロコ側は「申立書を読んでいないのでコメントできない」としている。

 

 

 

田原市六連町風車停止求め申し立て

 

 

睡眠不良など訴え「まずは停止を求めたい」  20130827 東日新聞

http://megalodon.jp/2013-0827-1350-48/www.tonichi.net/news/index.php?id=31488

 

 田原市六連町に設置された風力発電施設の騒音に悩まされているとして、付近に住む同市六連町の農業、大河剛さん(44)が26日、設置会社に対し名古屋地裁豊橋支部へ運転停止を求める仮処分申し立てを行った。風車設備の停止を求める訴訟は過去に例がなく、大河さんは「困っている人たちへの良き前例になれば」と語る。

 豊橋市役所で会見を開いた申立人の大河さんと弁護人によると、施設は2007年1月に稼働。施設から350メートルの距離に住む大河さん一家は、直後から騒音に悩まされ頭痛や睡眠不足に陥った。設置会社の「ミツウロコグリーンエネルギー」(東京都中央区)に申し出たところ、同年2月から6月まで避難場所として同市内のシティーホテルを指定され、同年6月からは、豊橋市内のアパートで寝泊まりを続けている。同年11月以降のアパート費は、大河さんが負担しているという。

 04年に開いた住民説明会で同社は「騒音は発生しない」とし、静岡県への見学会も開催。しかし、同県の施設とは異なる製品が田原市に設置された。大河さんは、田原市を交えての話し合いなどを繰り返したが、改善傾向が見られないため申し立てに至った。

 環境省は騒音についての基準値を定めており、大河さんの自宅に当てはまる環境基準値は、室外で45㏈(デシベル)以下。風車については「事業者が守るべき目標値」として35㏈を推奨している。環境省や県環境センター、田原市が大河さんの自宅で計測したところ、45㏈を超える音が確認されている。

 大河さんは「3人の子どもたちは、家から遠ざけるように育てている。まずは停止を求めたい」として賠償請求は行っていない。同社は「訴状が届いていないのでコメントは出せない」と話している。

 

連絡先

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